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まず心ありき

- 制作してる物の事とか

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20150606

惚れ込んだ

最近マイブームな日本画家【竹内栖鳳】
いま「班猫」模写もしているのもあり
この人物をもっと知りたいと思い
数冊の本をかき集め読んでいた矢先に
碧南の美術館での展示を知った

4月からやっていたのに私も心友も知らなくて
通っている日本画教室で見に行った人が「スゴく良かった」と絶賛されてるのを聞いて気になって気になって

もし心友が行けるんだったら行こうと思い
聞いてみたら閉会ギリギリの昨日行ける事に

他の展示だとどんなに気になっても遠方の美術館とわかったらパニック発作が出るのですぐに諦める

まぁ良いか…その内どっかで見れるだろうと

ただ今回は生誕150年だしなぁ~


昔から私は他人の絵には興味が無くて美術館にもあまり行かない
行ってもほとんど小走りで目に止まったものしか見ず
技法やら色使いなんかは間近で見るとかも滅多にしない
技法なんぞ間近で見てみたって仕方ないと思っている
そんな事より「どんな思いで構想を練りどんな気持ちで描いたのか?」の方が気になる

耳にタコができるほど恩師から【絵は心 まずは心ありき】と言われ育った高校時代
絵の見方もそういう見方しかできない目になっているようだ
魂の入っていない絵に私の心は惹かれないらしい


それが栖鳳に関しては本やら画集やら何冊買ったことか
良いなと思っても摸写をしたい絵など今まで一枚も無かったのに
(実は今の模写も別の作家の作品をすすめられてたのだけど栖鳳がいいと選んだ)
こんなに熟読し作品名までほとんど覚えてしまったのはこの人のみ
今回の展示も隅から隅までしっかり見て読んだ

惚れ込むと言うのはこう言うことか?

美術館そのものが小さかったのに展示数はかなりあり
嫌でも間近に筆さばきが目に入ってきた
技法に着目しない私にとっては逆にそれはそれで良かった
「ウンウンやっぱりよく見て描いてるよな~頭で描いてないな~」って改めて思った
だからやっぱり見た所で真似なんてできないよな~って(笑)



絵描きと言うのは一生で絵が自然と変わっていく者だと私は思うのだけど

自分の内側ばかりに着目し過ぎて
あまり変化しない人はそれはそれで退屈で飽きてしまうし
やたら新しい技術や技法にばかり振り回されてる人は自分が無い感じがしてしまう
最近は「型無し型破り」派が多いと思う
それは【自由】とは違う

所が竹内栖鳳の画は 生涯を通して どの作品をとっても好きで
他国から新しい技法をどんどん取り入れてはいるのだけど
身体に染み付いている運筆が個性を主張せずに個性が出てしまってる所とか
ちゃんと型を学んだ上で型破りしてるから全部身になってるしバラツキを感じない

特に近代の芸術家とかって言われてる人達はやたらと【個性】や【我】の方を主張したがってる感じ?
だから私と言う【個】が拒否してしまうのか?

そうかっ!?わかったぞ
栖鳳が自分の【自我】を全面に主張してない所が好きなのかも?
ただ「見た物を見たまま感じたままに」と言うストレートな気持ちが現れてる

やはり小さくてもどの絵にも描かれている鳥や動物に目が釘付けになってしまう
やっぱり動物と言えば栖鳳なんだな~

きっとそこも意識せずとも出てしまう所なのかも

風景の水墨画なんかもスゴいなぁ~とは思うけど
(絵描きにとって上手いと言う言葉は全然誉め言葉ではないのだけど でもやっぱり上手いかなぁ~)
天才とか言われてるけど(よくよく見るとデッサン狂いまくってるのに一見わからないあたりとか)
相当な努力家だと思う

「自分が!自分は!!」ってのを前面に押し出さない所が良いのかな~(でもこの人異端児って言われてるんだよね)
私が大好きなカスミソウの花に似ている
自己主張はしない
でも存在感があり周りを活かす

優しさと愛に溢れてる人柄が絵に出てる

【東の大観 西の栖鳳】と言われる二大日本画家で
第一回文化勲章ももらってるような有名画家なのに…
実はつい最近まで 私は名前以外はあまり知らなかった…
( ̄▽ ̄;)あれっ?

そもそも画家の名前すら覚える気が無いタチで
気に入った絵のタイトルですら知らない

学芸員さんが必死に調べてまとめあげたであろう文章も今までろくに読んだ事もないと言うフトドキモノは私ですm(__)m

実は他人が書いた説明文とかって
書いた人の先入観とか相当入ってるだろうな~とか思って読まなかった

でも生涯について読んでみると自分に何だか思うところが似ていたり
時代的にも高校の恩師の師に当たる世代だからかな?
私が学生時代に言われた事と同じような事が描いてある
なぜ私は今までこの人を知らなかったのだろう…?

愛知と言う土地柄から
西とも東とも つかぬもので どちらかと言えば 日本画に関しては 愛知は関東寄りがち

情報や画材などは東京からが多く 京都の流れはあまりきてないように思う

東にばかり目が向きすぎて西に目が行ってなかった

人生43年目にしてようやく理想の画家に出逢ったような気がする
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  • 山口里樹
【zakka Zacca】
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